グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

http://ocha-time.xsrv.jp

2016年4月30日土曜日

4月の山行記録

4月報告

4/2-3爺ヶ岳(1+他)
4/2金剛山(1+他)
4/2丹沢・木の又小屋(2)
4/3丹沢・木の又小屋(2)
4/3谷川岳・天神尾根(1+他)
4/6八ヶ岳・赤岳(2)
4/9丹沢・木の又小屋(5+他)
4/9-10日和田山(2+他)
4/10日和田山~物見山(1+他)
4/10マスキ嵐沢(1+他)
4/10湯川(1+他)
4/10丹沢木の又小屋・モミソ岩(2)
4/16生藤山(1+他)
4/16丹沢・木の又小屋(1)
4/16城山(1+他)
4/20丹沢・木の又小屋(1)
4/23-24前穂高岳(2+他)
4/23妙義山(3)
4/23丹沢・木の又小屋(1)
4/24広沢寺藤岩(1+他)
4/24丹沢・木の又小屋(2+他)
4/24鳳来(1+他)
4/26丹沢・木の又小屋(1)
4/29広沢寺(1+他)
4/29丹沢・木の又小屋(3)
4/30 白馬杓子岳(3)






杓子岳双子尾根

【日程】 2016/4/30
【場所】 白馬岳 杓子岳双子尾根
【メンバー】 こうの、まる(記)、もろた
【形態】個人山行
【天候】快晴ー荒天
【行程】429 猿倉荘駐車場(仮眠)::4/30 5:00起床-6:10出発-7:00猿倉台地-8:40双子尾根上-10:15樺平-(幕営設営)-11:30出発-13:10ジャンクションピーク-14:00樺平着-(幕営撤収)-14:55下山開始-15:40猿倉台地-16:50猿倉荘駐車場-帰路
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当初の予定を短縮して、杓子岳双子尾根の往復をする予定に変更して入山。
昨年の同じ時季より猿倉荘の駐車場の雪は少なく感じた。猿倉荘前の登山届提出所にて状況を確認すると、昨日の降雪状況、救助要請件数などの情報を入手したりして担当者の方から装備等の口頭確認があった。現時点では双子尾根に入っているパーティーはいないとのことで、ラッセルになるのでは?とのことであった。

出発して直ぐに白馬鑓ヶ岳の分岐。
ここで猿倉台地へ上がるが、地図の確認。よし!と振り返ると・・・
気を取り直して分岐より猿倉台地へ向かう。
先行パーティーとすれ違うも先に行ったこうの氏はいない・・・
だいぶ遅れて猿倉台地にて合流。







猿倉台地から小日向山を確認。小日向山経由では時間がかかるので、ルンゼを詰め上がることにする。
シュルンドを避けながら尾根上に上がりやすい位置を見ながら上がるが、強い日差しに白い雪、汗が目に染みて涙が止まらない。





 
シュルンド登り、雪庇登りをして尾根上へ到着。アイゼンを装着し、尾根上の藪漕ぎとなるが残雪を迎えた活き活きしたしなやかな藪に跳ね返されながら上がる。樺平までの尾根道は自分が上がってきた道が見下ろせて、なんとも気持ちいい。
 
先行するこうの氏、後ろにいるもろた氏の中間を歩いていたが、あと一登りで樺平の所で、こうの氏が道を譲ってくれた。
おおおおおお~、ここが樺平!カールに大きな樺の木が1本。実に感動的な風景である。
今日の幕営は絶対に樺平が良い!と昨夜、3人で決めた甲斐があっただけに、とても素敵な場所である。
テントを設営し、戻るころには強風になる可能性がある為、テント内に不要な装備の全てを入れて出発する。
先行パーティーのトレースもお借りして、ぐんぐんと高度を上げ初めてきた頃から風が強くなりだすが、山頂付近はまだ明るい。明るいうちに早く山頂に近づきたい。
 

 

先行パーティーは岩の方を上がっていたが、ボロボロとのことで、我々は下部を巻く。尾根に戻るにはシュルンドを上がる為、ハイマツを拝借する。更にバリエーションであると実感する。
先行パーティーが途中で目出し帽を付ける為に立ち止まっていたので、トレースのお礼を言い、ジャンクションピークにむかって歩き出す。もろた氏はだいぶ後ろだ。
ジャンクションピークに到着。4テンが張れそうなスペースが既にできており快適そうなビバークポイントである。
しかし、上部は真っ白く風も強くなり始めてきているので、もろた氏の到着を待ち、どうするか相談することにする。
3人の結論は下山。山頂へは後ろ髪を引かれるが、悪天候にはかなわないので、本日はジャンクションピークを最終点として下山開始となった。


途中、立ち止まると強風とあられの吹雪に顔が痛い。朝の天気とは一転した状況であり、あっという間の天候の変化、自然の脅威を感じる。
体感風速20m近いこの強風はしばらく続き、テントも飛ばされそうなので、時間も早いので撤収して下山することにした。
朝には数名のスキーヤーが上がってきた沢を下降する。至る所にスキー板の跡や靴の跡が残ったり、雪が腐っている箇所などもあったりと歩きにくいが、雨がぱらつく中、虹が出ている下界を見ながら一気に降りた。


今冬は雪も少ない上に、気持ち的な部分で折れる事もしばしば。今回の山行も一度は辞退したものの、こうの氏の計らいで参加でき、雪のバリエーションルートに入れたことと、雪の恐怖がだいぶ薄らいできたこと、雪の季節の締めくくりがこの双子尾根で出来て本当に良かったと感謝している。



2016年4月23日土曜日

表妙義縦走

【日程】 2016/4/23
【場所】 妙義山
【メンバー】 こうの、きった、りさ
【形態】個人山行
【天候】曇りのち晴れ
【行程】6:30登山口-7:00大の字-7:30第一見晴‐11:20鷹戻し‐13:00中之岳神社分岐‐13:30第一石門

妙義に行ってみたいという私の企画でした。

きったさんはハイキングだと思ってたのに…とかなんとか(笑)


一般道の最難関といわれるだけあって鎖の連続!

ここ落ちると大変だな~と思うところも多々。
セルフビレイを取りつつ岩場を超えていく。


最後は結構疲労感もあったので、中之岳神社方面までタクシーに来てもらい、大人はお金で解決することができるんだときったさんに教えられました。

なかなかスリルもあって、楽しい山でしたが、初心者(クライミングとかしない人)がいるとかなり危険な山だと思われます。

2016年4月10日日曜日

木の又小屋 荷揚げ(Vol.4)

【日程】 2016/4/10
【場所】 丹沢 木ノ又小屋(Vol.4
【メンバー】 やご・まる
【形態】 物資荷揚げ
【天候】 晴れ
【行程】 8:00 戸沢駐車場--10:30木ノ又小屋--13:00下山開始--14:00戸沢駐車場
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9日に引き続き荷揚げです。

駐車場は戸沢周辺への小屋の宿泊客、河原でのキャンパーの車で、お花見も重なり前日より賑わっていた。

荷造りをして早々に出発、尾根内はトレランの帰りの人と会うだけで、他には誰もいない。
いつもの様に静かな尾根である。
登山道へ抜けるとお天気も良く、心地よい風が吹き抜ける。
そうこうしていると、上空にはレスキューのヘリが頭上を旋回し、富士山の方向へ去っていった。何かあったのかな・・・

先週の疲れも重なり、前日よりも重い足取りで時間もかかり小屋へ到着。

二人して暖かい日差しの中、小屋の物干し台を使わせてもらいロープワークをし、下山開始。

下山後、モミソ岩へ立ち寄る予定であったが、足はフラフラになっており、疲れも溜まっておりモミソ岩へは立ち寄らず、河原でハーケンを打つ練習、アブミの乗り方などをし帰路へ着きました。
駐車場では小屋番を迎えにきた小屋の主へ借りた背負子の返却をし、今まで知らなかった尾根道の入り口を教えてもらいました。


まる・やご:ペットボトル1.5箱ずつ

2016年4月9日土曜日

木の又小屋 荷揚げ(Vol.3)

【日程】 2016/4/9
【場所】 丹沢 木ノ又小屋(Vol.3)
【メンバー】 こうの・きった・やご・まる・なかむら・にわ
【形態】 物資荷揚げ
【天候】 晴れ
【行程】 7:55 戸沢駐車場--木ノ又小屋--11:45下山開始--(しののめ尾根)--12:50戸沢駐車場
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本日の荷揚げはペットボトル!GWに向けての荷揚げです。
6人が集まり、1.5箱、2箱、2.5箱の3パターンに分けての荷揚げです。

小屋に到着し休憩後、しののめ尾根を下降。
予定よりも30分近く短縮できて下山しました。

こうの:2.5箱
きった:2箱
やご・まる・なかむら・にわ:1.5箱(女子なので遠慮がちに)

2016年4月6日水曜日

赤岳

【日程】 2016/4/6
【場所】 八ヶ岳 赤岳
【メンバー】 まる、くみこ(記)
【形態】個人山行
【天候】快晴
【行程】4/6 7:10美濃戸山荘--(南沢経由)9:20行者小屋--(文三郎経由)--10:20文三郎分岐--11:30赤岳山頂(休憩)--文三郎経由--13:00行者小屋--(北沢経由)--15:30美濃戸山荘--帰路
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今回は入会して初めての山行でした。以前より目指していた雪のある赤岳です。雪が少ない情報はもちろん知っていましたがアイゼン、ピッケルをフルに使っての急斜面はペースについて行けず苦しかったですが頂上直下での雪の斜面を慎重に登りきったときは本当に感動でした。アドバイスいただきながらの今回の雪山は大変勉強になりました。今後に生かしていきたいです。
お疲れ様でした。







2016年4月3日日曜日

木の又小屋 荷揚げ(Vol.2)

【日程】 2016/4/3
【場所】 丹沢 木ノ又小屋(Vol.2)
【メンバー】 やご・まる
【形態】 物資荷揚げ
【天候】 雨
【行程】 6:55 戸沢駐車場--09:15(9:30)木ノ又小屋--11:45下山開始--12:50戸沢駐車場
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第二弾の荷揚げで本日はガスボンベとペットボトル。
朝から小雨の降る中の荷揚げでした。
 

尾根から稜線に出ると風もあり、冷たい雨が降り続いていました。
小屋で汗と雨で濡れた衣服を乾かせてもらい、下山開始。
車に戻る頃には雨も止んでいました。

本日の荷揚げ・・・ガスボンベ1本(18キロ)、ペットボトル(1箱)


2016年4月2日土曜日

木ノ又小屋 荷揚げ

【日程】 2016/4/2
【場所】 丹沢 木ノ又小屋
【メンバー】 やご・こうの
【形態】
【天候】 曇り時々小雨
【行程】 7:55 戸沢駐車場--10:45木ノ又小屋
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冬季の山行で都合がつかずに、昨年11月に荷揚げしてから約4ヵ月ぶりにお手伝いしてきました。

久しぶりの荷揚げですが、冬季山行で足ができているのでツラいながらもそれなりの荷物をそれなりの所要時間で乗り切りれした。


冬季に荷揚げしなかったため、在庫はぎりぎりだったとの事。
ゴールデンウィークもそれなりに盛りだくさんの山行がありますから、ゴールデンウィークまでに相当数の在庫になるように頑張りましょう。

やご : ペットボトル 1 & ビール 1
こうの : ペットボトル 1 & ビール2

(写真なし)